修理の前にやれることがあります。
鍵盤が重いと言うピアノ
「鍵盤が重くて弾きづらいんです」とご相談頂いたピアノ。
点検してみると確かに重くて、ダウンウェイト(鍵盤が下がるための重さ)が65gもあります。(理想は50〜55gくらい)
こういう場合、「うちのピアノ、修理が必要なのでは?」と思われることが多いのですが、意外とそうでもないんです。
このお部屋は湿度が70%以上で非常に高く、状態を見ても湿気の影響を受けていることは明白。
お客さまには「騙されたと思って、除湿機を置いてください」とお願いしました。
初回は調律と掃除、簡単な調整の基本的な作業だけで終了です
その結果...
次の調律のときには鍵盤の重さは50gまで下がり理想的な状態になっていました。
結局、除湿機を置いただけです。重さは解消し、軽くする調整や修理はしないで済みました。
まずは環境を整えてから
除湿機だけで解決すれば修理のコストがかからないと言うのもありますし、もし湿度が高い状態に合わせてきつい部品の修理をすると、今度は湿度が低くなったときにグラグラになってしまうこともあります。
また、単純に湿度が高い状態ではいくら修理をしても軽くならないこともあります。
もちろん除湿だけで100%鍵盤の重さが解決するわけではありませんが、もし修理に進むとしてもその最初の一歩として、置き場所の環境を適正にすると言うのは避けては通れない道なんです。
グレードを把握するメリット
・そのピアノがメーカーの中でどんな立ち位置かわかる
・選択肢から外せるピアノが明確になる
・“求めていた用途と違うピアノを買ってしまう”失敗が防げる
購入した後の満足度が上がる
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