ピアノの管理に必須の温湿度計の選び方

2018/11/14 掲載
 
ピアノを長く、快適に使うためには温湿度計でお部屋の環境をチェックすることからはじめましょう。

 


2種類の温湿度計
 
温湿度計には大きく分けてアナログとデジタルの2種類があります。
アナログの温湿度計は内部のバネの伸縮具合によって針で温度、湿度の数値を表します。
 

 
一方デジタルのものは電流の流れ具合によって温度、湿度を数字の表示で表します。
 

 
 
温湿度計の寿命
 
あまり知られていないのですが、温湿度計の寿命は短く、 アナログが約3年、デジタルが5年くらいです。
上記の年数が経つとアナログはバネの劣化、デジタルは検出素子の劣化により精度が悪くなったり、全然違う数値を示すようになります。
 
古い温湿度計がおうちにあっても使用せず、新しいものを購入するようにしてください。
 
 
メリット・デメリット
 
見た目以外にも違いがあり、それぞれメリット・デメリットがあります。
 
【アナログ】
◯ 針の位置でだいたいの数値を確認しやすい
◯ デジタルよりも精度が高い
◯ 電池が必要ない
 
☓ デジタルにくらべて寿命が短い
☓ ピアノの音に針が共鳴して雑音が発生しやすい
 

【デジタル】
◯ 数字表示で正確な数値を確認しやすい
◯ 機種によっては最小、最大温湿度の記録ができるものなど機能性が高い
◯ デジタルに比べると寿命が長い
 
☓ 電池が必要
☓ アナログに比べると精度が低い
 
 
ピアノにはどちらが適しているか
 
ピアノの管理にはどちらかと言うとデジタル温湿度計がおすすめです。
 
理由としては、ピアノの管理には細かい1℃ 2℃、1% 2%の精度がそこまで重要ではないためアナログほどの精度が必要ではないこと、数字で簡単に数値が確認できること、なによりピアノの音による雑音が起こりづらいことです。
最小、最大の温湿度を確認できる機種であればさらに管理がしやすくなります。
 
寿命と共鳴に気を付けて頂ければ、見た目やお部屋の雰囲気などのお好みでアナログを選んでも全く問題はありませんので、どちらをお選び頂いても大丈夫です。
 
 
どこのメーカーのものが良いか
 
前述の通りピアノの管理にはシビアに数%の精度の違いが問題になるわけではありませんので、
基本的にはどのメーカーのものを選んでも問題はありませんし、高価なものを用意する必要もありません。
 
タニタ社製やエンペックス社製のものが価格も比較的安価で質も良く定評があります。
 
タニタ商品ページ
http://www.tanita.co.jp/product/c/c1030n0/

 
エンペックス商品ページ
https://www.empex.co.jp/catalog.html

 
 
とにかくまずはご用意を
 
温湿度計でピアノの置き場所の環境を確認することはピアノ管理の第一歩ですので、
(もしすぐに環境の対策ができない場合でも状況を把握しておくだけでも有用です)
もし温湿度計をお持ちでなかったり、古いものしかない場合はぜひご用意をお願い致します。
 

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